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both. COLUMN

vol.11 ホルモンバランスを整える?ファスティングのすすめ

ダイエット方法の一つとして注目されている「ファスティング」。効率的に体重を落として美容にも役立つことから、海外でブームになり、日本でも実践をする人が増えてきています。ただ、ファスティングには正しい知識も必要です。


ということで今回は、ファスティングの特徴を紹介するとともに、どのような方法で行えばいいのか、具体的に紹介していきます。ファスティングを行う際の注意点についても触れているので、ぜひチェックしてみてください。


 

ファスティングとは?



ファスティングとは、日本語で「断食」のことを指します。ただ、日本で断食と言うと、長期間何も食べない、何も食べない、と言うような過酷な生活をイメージするでしょう。ファスティングはそこまでのレベルではなく、ゆるい「断食」のような意味合いを持ちます。


実施する期間も1週間ほどと短く、固形物を摂らないのは3日が原則です。長期間食事を取らないのは逆に体調にもよくないので、短期間で行います。


 

ファスティングのメリット


ファスティングを実践するメリットは、たくさんあります。まず体に良いのが大前提としてありますが、細かく分けると以下のような利点があるのです。



痩せやすい体へ導く


ファスティングは、海外で火がついて今もブームとなっています。始める目的としては「ダイエット」を目的とする人がほとんど。それもそのはず、ファスティングをすることで体質を改善し、痩せやすい体に導くことが可能だからです。


例えば糖質を摂取すると、インスリンという成分が多く分泌されて血糖値を下げようとします。しかしインスリンは体内の糖分を脂肪に変えて体内に溜め込む働きがあります。糖質ばかりを摂取していると、どうしても痩せにくい体になってしまうのです。


ファスティングをして糖質の摂取が少なくなるとインスリンの分泌が減り、代わりに「グルカゴン」という物質が多く分泌されるようになります。グルカゴンは脂肪燃焼や筋肉分解の抑制に関わるので、筋肉を維持して代謝を保ち、痩せやすい体に導くことが可能です。


インスリンが減ってグルカゴンの分泌が促進されることで、ホルモンバランスも整いやすくなります。ホルモンバランスが整うことで各各器官が正常に機能するようになります。



美肌にも効果的


ファスティングは、肌の悩みにもアプローチすることが可能です。肌がごわごわしたりくすんだりといったトラブルは、体内に毒素が溜まっていることで起こりがち。ファスティングをすると、消化吸収に使われていたエネルギー、それが代謝に回されるようになります。


代謝が盛んになることで毒素の排出がスムーズになるので、肌の調子も整いやすくなります。また、消化のエネルギーが減ることで、臓器の休息にもつながります。内臓機能が改善しますし、便秘などの解消にも役立ちます。



短期間でも効果が期待できる


ダイエットと聞くと、たくさんの運動や食事制限をしても、なかなか痩せられない、という悩みを抱えている人も多いでしょう。もちろん体質にもよりますが、ダイエットは忍耐が大事。一朝一夕にはいかないのが挫折の一因にもなります。


ただ、ファスティングは、目に見えてすぐに効果が得られる場合が多いです。ファスティングは長期的に行うものではなく、基本的には1週間ほどの短期間で行うものです。実際に完全に固形物を断つのは3日がベスト。長くやりすぎると体に悪影響が出てしまうこともあるので、期間を決めてやるのが良いでしょう。


正しい方法でファスティングを実施すれば早い人では数日で体重の変化を実感できるはずです。


 


ファスティングのルール


ファスティングは正しく行うことで体を健やかな状態に保つことができます。行う際の細かいルールもあるので、チェックしておきましょう。



期間中は固形物を取らない


ファスティングはいわゆる「断食」です。実践する場合には、固形物は完全にカットしましょう。胃腸を休ませるのが目的なので、軽食であっても固形物の摂取はNGです。ただ、何も摂取しないというわけではありません。むしろ代謝をあげてデトックスをするためには水分補給はしっかりと行わなければなりません。


ただ、水分と言っても、水かお茶に限ります。糖質の多いジュースはもちろん、カフェインが多く含まれるコーヒーもNGです。利尿作用のあるお酒などもよくないので、注意してください。



準備期間や回復期間を設ける


ファスティングについてよくわかってないと、おかしがちな失敗があります。ファスティングは胃腸を休めるものですが、いきなり食べるのをやめて、ファスティング後にいきなり食べ始めると逆に体に負担がかかってしまいます。


断食を始める前には、断食の期間と同程度の期間、準備期間というものを設けましょう。完全に断食を行うのではなく、体を断食に慣れさせるために消化の良いものを中心に摂取する期間です。この期間を設けることで、体を驚かせることなくスムーズに断食期間に入ることができます。


また、断食期間が終わった後にも、同様の「回復期間」を設けましょう。これが実は最も大切。断食直後は体内の吸収率が高まっているので、ガツンと食べてしまうと全て吸収されて体に蓄積されてしまいます。これではダイエットには逆効果となってしまうので、要注意です。


 


ファスティングを行う際の注意点


ファスティングを行う場合には、気をつけなければならないこともあります。安易な気持ちでファスティングを始めると、逆効果になってしまうので要注意です。ということでここからは、ファスティングを行う際の注意点について紹介していきます。


正しいやり方を心がける


まず、ファスティングは正しいやり方で行わないと、思うような成果は得られません。特に準備期間と復食期間を設けることは、非常に重要なポイントです。ファスティングについて知識が浅いと、どうしても急に初めて急に終わってしまいがち。しかしこれらを守らないと、結局意味のないものになってしまうので、気をつけましょう。


また、長くやればいいというものではありませんから、長くてもファスティングの期間は3日間にしましょう。準備期間・復食期間を設けたとしても、1週間前後がベストです。



体調が悪くなったら中止する


ファスティングは健康のために行うものですから、必死になりすぎてもよくはありません。断食をするわけですから、場合によっては体調が悪化してしまうこともあります。そのような場合には直ちに中止して、体調回復に努めましょう。


体調が悪くなってもファスティングを継続してしまうと、さらに悪化してしまう可能性があります。体調が悪くなってしまったらしっかりと栄養のあるものを補給して、それでもよくならない場合には医師に相談をしましょう。


また、ファスティングをするタイミングも非常に重要。忙しい時期に行ってしまうと、エネルギーが足りずに体調を崩してしまいやすいです。ゆっくりできる期間にファスティングを行いましょう。


 


まとめ


今回は、ファスティングについてメリットややり方を紹介してきました。ファスティングは正しく行うことができれば、短期で成果を得られやすい健康法でもあります。ただ、誤ったやり方を選んでしまうと、逆効果になる場合もあるので注意してください。


ファスティングを上手に生活に取り入れることで、体の変化を感じられるようになるでしょう。時間がある時に行うのがベストなので、ぜひ挑戦してみてください。



まずは一日一杯のボーンブロスから。



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