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vol.10 痩せ菌を増やす?ボーンブロスとは

「ボーンブロス」…日本ではあまり聞き馴染みのない言葉です。ただ、現在海外で流行っている健康法で、多くの人が生活に取り入れています。ボーンブロスを実践することで体質が改善されたという声も多く聞かれます。

ということで今回は、ボーンブロスについて紹介するとともに、期待できる効果や実際の作り方、注意点などについても触れていきます。ボーンブロスに興味があるという人もそうでない人も、まずはどんなものなのかという点をチェックしてみてください。


 

ボーンブロスとは?


ボーンブロスは海外、主にニューヨークで流行っている健康志向の料理です。ボーンは「骨」、ブロスは「出汁」という意味。つまり、骨から出る出汁をことを指します。骨をじっくり煮込んで作ったスープにはたんぱく質が豊富で、栄養が満点です。飲むだけで栄養補給ができるので、忙しい人の食事の補助にも役立ちます。

ボーンブロスは近年美意識の高い人たちの間で流行りだしたものではありますが、実は起源ははるか昔。

というのも、狩猟時代にも捕らえた動物の骨を煮出して食事を作っていたからです。当時、動物の骨を煮込んで作られたスープは、現在まで続く料理の期限とも言われています。


普段は捨ててしまう骨の部分をスープとして役立てることで、食材を無駄なく使えるのも大きなメリットです。

 

ボーンブロスに期待できる効果


海外ではすでにボーンブロスが注目されているわけですが、何がそこまで良いとされているのでしょうか。ボーンブロスを摂取することで得られるメリットとしては、以下のようなものがあります。



美肌効果


ボーンブロスには動物性由来のコラーゲンやヒアルロン酸などが豊富に含まれています。これらの成分は言わずと知れた美容成分。化粧品などの多くにも配合されています。美容成分の溶け込んだスープを飲むことで、内側から体に潤いを満たすことができるのです。

また、コラーゲンだけではなく、ボーンブロスにはコラーゲンを作り出す材料にもなる「グリシン」と言う成分も含まれます。また、天然保湿成分「プロリン」の摂取も可能。効率的に美容成分を多数体に取り入れることができるので、肌の状態の改善にも役立ちます。



整腸効果


ボーンブロスには、整腸作用も期待できます。ボーンブロスに含まれるグルタミンという成分は、腸壁を修復する働きがあります。腸壁のダメージをケアすることで腸内環境も整うので、体調も安定しやすくなるでしょう。

腸内環境が整うということはぜんどう運動なども活性化するので、女性の多くが悩む便秘の解消にもつながります。また、次項で説明しますが、腸内には体内の7割もの免疫細胞が集まっています。腸内環境が整うことで免疫力が上がり、病気に負けない体に導くことが可能なのです。


ぜんどう運動 :「ぜんどう運動」とは腸管の口側が収縮(せばまる)し、肛門側が弛緩(広がる)して腸内にある内容物を先へ押し出していく運動のことです。


免疫力アップ


前項で少し触れましたが、ホーンブロスには腸内環境を整える効果が期待できます。その結果、免疫力のアップにもつながります。

また、ボーンブロスに含まれるアラニンと言う成分は、筋肉の分解を抑える働きがあります。長時間運動しても筋肉が壊れにくいので、次第に疲れにくい体になるでしょう。細胞の成長を助けてくれるので、免疫を高めて病気に負けない身体へ導くことができるのです。


骨を煮込んだスープは、古くから食事に用いられてきました。昔から続いているということはそれだけ効果が期待できるというわけですから、現在でも注目されている理由がわかります。また、作り方もシンプルなので、手作りをしても手間がかかりにくいのがメリットです。



ダイエットにも効果的


ボーンブロスは、ダイエットにも役立ちます。糖質を摂るとインスリンというものが分泌されますが、インスリンは体内に脂肪を溜め込む働きがあるので、糖質の摂りすぎはダイエットの大敵とされています。

ボーンブロスは、インスリンを刺激しにくいので、摂取することでインスリンの過剰分泌を抑え、血糖値を安定させることが可能です。インスリンの分泌が緩やかになることで、脂肪も燃えやすくなりダイエットに効果的なのです。


また、ボーンブロスは主に骨を煮出して作るものなので、たんぱく質が豊富に含まれています。対して炭水化物はほとんど含まれていません。そのため、体内に糖や脂肪が溜まることなく、カロリーも低いために太りにくいのです。

また、ボーンブロスは腸にも良く働きかけます。腸内環境を整えることで善玉菌が増えます。善玉菌によって体内の毒素が排出されることで、デトックス効果も期待できます。また、善玉菌の中には体を痩せやすく導く「痩せ菌」も含まれるので、ダイエットに効果的なのです。







 

ボーンブロスの作り方


ここまでボーンブロスの魅力について紹介してきました。ボーンブロスは市販品も販売されていますが、自宅でも作ることができます。自分で作ったほうが材料や量の調整がしやすいですから、ぜひ一度作ってみてください。

ということでここからは、ボーンブロスの作り方について紹介していきます。



チキンボーンブロス


チキンボーンブロスは、メインの食材に鶏の骨を使ったものです。鶏骨(鶏ガラでもOK)を使用します。鶏骨が用意できない場合は骨付の手羽先や手羽元などで代用できます。


材料としては鶏骨(骨つき肉)と、お好きな野菜でOK。野菜を食べやすい大きさに切ったら、一緒に鍋に入れて煮込みます。基本的にはこれだけで手順は完了です。

煮込む時間は4時間以上。次第にアクが出てくるので、度取り除きながら煮込んでいきましょう。


30分から1時間程度煮込んでもスープにはなりますが、煮込む時間が短いとどうしても骨からの栄養素を抽出しきれません。煮込む時間が長ければ長いほど鶏肉のエキスが出ます。


煮込んだ後は粗熱をとって、キッチンペーパーを使ってこします。具材は他の料理に役立てても良いですし、そのままスープに入れてしまっても構いません。冷めたら冷蔵庫で保管をし、食べる分だけ取り出して温め、塩などで味付けをしてください。



フィッシュボーンブロス


フィッシュボーンブロスの場合は、魚のアラなどを使用します。こちらはあらかじめ昆布などで出汁を取っておくと、風味豊かに仕上がります。基本的な作り方としては、チキンボーンブロスと同様です。





 

ボーンブロスの注意点


ボーンブロスは腸内の環境を整えて体質の改善が期待できる注目フードです。ただ、ボーンブロスを作る際には気をつけなければならないこともあります。以下に注意点をまとめているので、チェックしてみてください。


じっくりコトコトが鉄則


まず、ボーンブロスは煮込むプロセスが最も重要です。ただ煮込めばいいというものではなく、弱火でコトコト煮込むのがポイント。早く仕上げたくて圧力鍋などで圧力をかけて短時間で作ってしまう人もいますが、この方法はおすすめできません。


というのも、じっくり煮込むことで徐々に骨からエキスが溶け出すからです。

圧力をかけたり高温で一気に煮出してしまうと、逆に野菜の栄養が逃げてしまうので注意しましょう。30分ほどが目安ではありますが、煮込む時間がある場合は長めに煮込んでみるとさらに栄養が豊富に溶け出すのでおすすめです。



保存期間は5日ほど


時間をかけて作ったボーンブロスは、冷ましてから冷蔵庫で保管しましょう。飲む際には飲む分だけ取り出して温めます。一度にたくさん作ってしまいたくなりますが、日持ちするものではありません。冷蔵庫に入れていても5日程度が保存期間の目安なので、早めに使い切るようにしてください。

一人暮らしなどで、短期間で飲みきることが難しい場合には、冷凍しておくのも一つの手段です。冷凍庫に入れておけば3ヶ月ほどは保存することができます。



 

まとめ


今回は、腸内環境を整えて痩せ菌を増やすと言われる「ボーンブロス」について紹介してきました。


動物の骨にはたくさん栄養が詰まっていますが、食べるのは難しいのでどうしても捨てざるを得ないものです。ただ、骨から出るエキスを有効活用することはできます。


時間はかかりますが骨を煮込むだけという簡単な料理です。骨から溶け出した豊富な栄養素で効率的に栄養補給ができます。作り置きもできるので、ぜひ一度作ってみてください。



まずは一日一杯のボーンブロスから。



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