体調を崩しやすい冬の季節
免疫力アップを心掛けたい冬
冬は寒さや乾燥に加えて体調が心配になる季節です。温暖化の影響で、最近の日本は四季の移り変わりが変化してきました。本来、徐々に寒さへの免疫を付けていくはずの身体のメカニズムが、うまく働かない状況にあります。
その上、急に暖かくなったかと思えば、急に寒くなるという様な気温の波が起こるせいもあり、体調を崩しやすい気候になってしまっています。
特に、冬場は空気の乾燥もプラスしてウイルスも活発化されている為、体調管理はもちろんのこと、免疫力は上げておきたい季節でしょう。
どうしても太りがち
しかし、寒い季節はなかなかアクティブになれないもの・・・。
そもそも人の体は、寒くなると食べることで脂肪をつけて体温をあげようとします。
体を温めるためにはエネルギーの摂取が必要ですが、夏に比べて運動量が落ちてしまう冬は、代謝が落ちてしまいがちです・・・。
その上、年末年始には忘年会・クリスマス・お正月・新年会等イベントが盛り沢山。
冬は、どうしても太りやすい体になってしまいます。
しかし、冬にこそしっかりケアして代謝を上げていれば、太りやすい期間をなくす事ができます。また、代謝が上がれば免疫力もアップするので、乾燥の季節に心配なインフルエンザ等のウイルスに負けない体になるという一石二鳥です!!

代謝を上げるために何をする?
では、どうやって代謝を上げれば良いのでしょうか。
一番に思いつくのは、やはり運動ではないでしょうか。
確かに運動によって筋力がアップすれば代謝も上がりますが、毎日筋トレを継続出来る人ばかりではないかと思います。
朝のスープで免疫力アップ!
そこでオススメしたいのが『朝スープ習慣』です。
朝食代わりにコーヒーを飲まれている方も多いと思いますが、それを温かいスープに置き換えるだけのとてもお手軽な健康法です!
朝に体温を上げておくことで、日中も代謝が高い状態でキープする事が出来ます。
ミネストローネやクラムチャウダー、コーンスープ等も美味しいですが、温まるだけではなくお肌やダイエットにも嬉しいスープが『ボーンブロススープ』です!
ボーンブロススープとはいったい何か?
ボーンブロススープとは、動物の骨とその周りの結合組織であるコラーゲンやエラスチン等を煮詰めて作るスープです。骨やその周りには旨味はもちろんのこと、様々な栄養があり、その栄養を抽出してギュギュっと凝縮しており、とても体にいいのです。
そして、このボーンブロススープはコラーゲンも豊富に含んでいる為、美容業界が大注目しているスープでもあります。
この『朝スープ』は、オシャレと美容の発信源であるニューヨークを始め、ロサンゼルスやオーストラリアでは大人気なのです!
【関連記事】 Bone Broth(ボーンブロス)ってなに?|摂取すべき6の理由 https://bit.ly/3vPxrJW
ボーンブロススープが持つ様々な栄養素
ボーンブロスに含まれる豊富な栄養素
たくさんの食べ物がある時代に、なぜニューヨーカーや欧米セレブ、アスリートからボーンブロススープが支持されているのでしょうか?
それはやはり、ボーンブロススープの持つ類まれな栄養価の高さと言えます。
例えば、
① グリコサミノグリカン
グリコサミノグリカンには、骨と筋線維の隙間を埋める結合組織を維持する役割があります。さらにグリコサミノグリカンは腸壁にやさしく、消化を助けてくれる作用もあります。
② グルコサミン
関節痛をやわらげるCMで有名なグルコサミンも、ボーンブロスにはたくさん含まれています。
③ ヒアルロン酸
美容液の有効成分としてもよく使用されているヒアルロン酸。
ヒアルロン酸は皮膚や細胞のキメを整えてくれる為、アンチエイジングなど美容効果の高い成分です。
④ コンドロイチン硫酸
コンドロイチンは、グリコサミノグリカンの一種であらゆる動物の関節軟骨の元になっています。グルコサミンと合わせる事で関節の健康を維持する効果がUPします。
また、関節だけでなく心臓の血管、皮膚や骨の健康維持にも有効で、あらゆる炎症反応を抑制する力もあるということが示されています。
⑤ コラーゲン
コラーゲンは、人の体を作り上げているタンパク質の最も大きな構成要素となります。
その働きは、細胞をつなぎ合わせ、また消化器官の壁を保護する役目があります。また、関節軟骨の構築にも重要な役割を果たし、骨の動きをなめらかにしてくれています。
また、腸壁の炎症を抑え、修復してくれます。
⑥ ミネラル
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを含んでいます。これらのミネラル分は骨の生成や増強、修復の役割を担っています。本来、消化時に吸収されにくいですが、ボーンブロスは、含まれるコラーゲン等のおかげで吸収されやすいとされています。

ボーンブロスの驚くべき7つの効果
ボーンブロススープに含まれるこれら多くの栄養素のおかげで、身体に嬉しい様々な効果が期待できます。
① 健康な腸を作る。
ボーンブロスのゼラチンにはグルタミンというアミノ酸が含まれています。
ストレスや不規則な生活、偏った食生活により腸内環境は悪化し、腸壁に炎症を引き起こすことがあります。
しかし、このグルタミンは傷ついた腸壁を修復して維持する作用があります。
② 健康な皮膚と髪の毛、爪を維持する。
ボーンブロスは上質なコラーゲンの塊のようなもの。
人の皮膚や髪、そして爪の大部分はコラーゲンで作られています。そのコラーゲンは、年齢とともに体内で生成される量が減少していき、皮膚は弱く、薄く、ハリが衰えてシワが増えていき、髪や爪もどんどん脆く乾いていってしまいます。
日常的にボーンブロススープを飲むことによって、体内でコラーゲンを再組成するためのアミノ酸が供給できて、なめらかで健康的な肌、髪、爪にすることが期待できます。
③ 高い抗炎症作用
日常的に糖分が多く、炭水化物過多な食事や加工食品を摂っていると、体に炎症が起きやすくなることは良く知られています。
ボーンブロススープには、グリシン、プロライン、アルギニンなどのアミノ酸が豊富に含まれています。これらのアミノ酸には高い抗炎症作用があるため、日々の不摂生で炎症が起こりがちな現代人の体をやさしく鎮めてくれる作用があります。
④ 風邪やインフルエンザ予防。
風邪の時には「チキンスープを食べると良い。」と、欧米では言われています。
その大きい理由は、ボーンブロスに含まれるゼラチンの作用。ゼラチンに含有されているアミノ酸の一つであるシステインは、肺の中に溜まった痰の粘度を薄めてくれる機能があり、咳とともに排出されやすくしてくれると言われています。
また、ボーンブロスに含まれるグルタミンは、全ての細胞の成長を促す作用がある為、免疫力向上も見込めて、風やインフルエンザの予防が望めます。
⑤ ダイエットの強い味方。
ボーンブロスは、ダイエットにもとても良いと言われています。
水分を多く摂ることで、食欲を抑えてくれる効果があります。また、ボーンブロスに含まれるゼラチンは満腹感を増大させてくれます。
⑥ 睡眠の質の向上。
ボーンブロスには、アミノ酸がとても多く含まれていますが、日本の睡眠調査機関は、就寝前にアミノ酸の一種であるグリシンを摂取することで寝つきが良くなると伝えています。
さらに、グリシンは日中の眠気を減少させ、認知機能を向上させてくれると言われています。
⑦ 関節機能の向上。
ゼラチンに含まれるコンドロイチンやグルコサミンなどの成分が、軟骨のすり減りを予防・緩和してくれます。関節痛を予防・緩和する為にサプリメントを摂取せずとも、自然で健康的なサポートをしてくれます。
このように、女性だけではなく老若男女すべてに嬉しい効果がボーンブロススープにはあります。
年齢を重ねても若々しくいるために
年を重ねる毎に、これまで平気だった事や出来ていた事が辛くなってきてしまったり、前日のお酒の抜けが悪くなっていたり、食事も脂っこい物や味が濃い物が受け付けなくなっていたり。様々な変化が起こっていくものです。
誰しも等しく年をとっていき、その流れに無理に逆らおうとすれば必ずどこかに不調が現れてきてしまいます。しかし、老化や衰えは少しの意識でスピードダウンさせる事ができます!
若々しさや美しさ、健康的な活力は体の中から出てくるものです。体の内側を美しく健康を保つために、胃腸の働きを正常な状態に導いてくれるこのボーンブロススープは、代謝を上げて免疫力アップも見込めて、まさに冬場に抑えておきたい食べ物としてこれからのトレンドになっていく事でしょう。
季節的に厳しいこの冬に、ぜひボーンブロススープを生活の一部に取り込んで、しっかりと対策することで快適なヘルシーライフと健康美を守っていきましょう!

まずは一日一杯のボーンブロスから。